コンタクトレンズが取れない!目から安全に外す時のコツを徹底解説

「コンタクトレンズが取れない!どうしよう……」そんな経験、ありませんか?
特に1日中つけっぱなしにしたり、時期的に乾燥したりといった際には、レンズが目に張り付いてしまうことも。無理に外そうとすると目を傷つけてしまうため、焦らず正しい対処が必要です。
この記事では、レンズが取れなくなった時の安全な外し方や、そうならないための予防法について、初心者でもすぐ実践できるポイントを分かりやすく解説します。
目次
1.コンタクトレンズが取れない時の対処法
コンタクトレンズが目に張り付いて取れない時は、焦らずに以下の対処法を試してみましょう。
目薬をさす
まず試したいことは、目薬を数滴さして、レンズと目の間にうるおいを与えることです。乾燥によって張り付いている場合は、これだけでスムーズに外せる場合があります。
目薬は、装着時にも使える「コンタクトレンズ専用」タイプを使うのがポイント。普通の目薬の多くはレンズに悪影響を及ぼす成分が含まれているため、使用は避けてください。
鏡でレンズの位置を確認する
レンズが行方不明になってしまった場合は、鏡で目をよく見て、位置を確認しましょう。
「取れない」と思っても、実はレンズが黒目からズレているだけということもよくあります。まぶたの裏側にレンズが隠れていることもあるので、目を上下左右に動かしてみてください。
手の水分を拭き取る
レンズをつまもうとしても、指が滑ってなかなか取れない場合は、手の水分を拭き取りましょう。指に水分が残っていると、レンズが滑ってしまいがち。
清潔なタオルなどで指先の水分をしっかり取り除いてから、乾いた状態でそっとレンズをつまみます。このひと手間で取りやすくなることがありますよ。
2.どうしても取れない時は眼科に相談しよう
目薬を使ってもうまく取れない、レンズの位置が分からない、痛みがある……そんな時は無理に外そうとせず、すぐに眼科を受診しましょう。眼科であれば、目に負担をかけずにレンズを取り除いてくれるので安心です。
ソフトコンタクトレンズは目にぴったり密着するため、乾燥などが原因で強く張り付いてしまうことがあります。無理に指で取ろうとすると、角膜を傷つけてしまう危険性も。特に、充血や痛みを感じるようなら、目の中に傷ができている可能性も否定できません。
トラブルを悪化させないためにも、少しでも不安に感じたら、早めに眼科に相談してください。
3.コンタクトレンズが取れない原因は?
ここからは、コンタクトレンズが目から外れない原因について、詳しく見ていきます。
レンズが乾燥して目に張り付く
最も多いのが、レンズの乾燥による目への「張り付き」です。1日中装着していたり、空調の効いた乾燥した部屋に長時間いたりすると、レンズがカピカピになってしまいます。
特に含水率の高いレンズは水分を失いやすく、目の表面に吸い付いたようになってしまうため、注意が必要です。
レンズの位置がズレている
「レンズがない!」と思ったら、白目のほうにズレているだけ……というケースも少なくありません。まばたきの拍子に黒目から外れてしまい、鏡で見えにくくなっていることがあります。
レンズの位置がズレているのであれば、眼球を上下左右に動かして探してみましょう。
手の水分でレンズが滑る
意外な落とし穴が「手の水分」です。洗った直後の手で外そうとしても、指先に残っている水分で滑ってしまい、レンズが上手くつかめません。
レンズを外す際は、清潔なタオルなどで水分をしっかりと拭き取ってから、乾いた指で優しくつまむのがポイントです。
4.コンタクトレンズの張り付きを防ぐには
コンタクトレンズの張り付きは、日常のちょっとした工夫で解消できます。詳しく見ていきましょう。
まばたきを意識する
パソコンやスマホを見ていると、つい”まばたき”の回数が減ってしまいます。これが乾燥の原因になるため、意識的にまばたきして涙の分泌でレンズを保湿し、張り付きを防ぎましょう。
例えば、パソコンの前に「まばたき」と書いた付箋を貼っておくといった対策が有効です。
特に集中して作業する時ほど、まばたきを意識しましょう。
目薬を常備する
レンズの装着中でも使える「コンタクトレンズ対応」タイプの目薬を持ち歩くと安心です。目の乾燥を感じた時にサッと潤いを補給でき、レンズの張り付きも防げます。
普通の目薬しか手元にない場合は、清潔な手でレンズを一旦外してから目にさし、10分ほど置いてから再装着しましょう。レンズへの影響を最小限に抑えられるため安心です。(※再使用可能なレンズ使用時のみ)
部屋を加湿する
空気が乾燥すると目の乾きも加速するため、部屋の加湿を心がけましょう。特にエアコンを使う冬場は、加湿器を使って湿度を40~60%に保つのが大切です。
部屋の加湿によって目の表面やレンズが乾きにくくなり、張り付きのリスクも減少します。加湿器がない場合は、濡れタオルを部屋に干すことでも同じ効果があります。
低含水タイプや新素材のレンズを使う
レンズの素材選びも重要です。含水率が高い「高含水レンズ」は水分の蒸発量が多く、乾燥しやすい傾向があります。一方の「低含水レンズ」は、水分が蒸発しにくく張り付きにくいのが特徴です。
また、最近は新素材「Hioxifilcon A」で作られたコンタクトレンズも登場。高含水レンズなのに水分保持力が高く、目の乾燥が気になる方におすすめです。
5.おすすめの新素材コンタクトレンズ
最後に、新素材でつくられたおすすめのコンタクトレンズを紹介します。目が乾燥しやすい方にぴったりですよ!
SIE.CLEAR 1day
装用期間 | 開封後1日 |
度数 | -0.50D~-10.00D |
DIA | 14.2mm |
BC | 8.5mm |
含水率 | 59% |
価格 | 1箱30枚入り/1,958円(税込) |
新しいブランド「SIE.(シー)」がお届けする、1Dayコンタクトレンズです。人気グローバルガールズグループ”TWICE”のメンバー、MOMOさんがイメージモデルを務めます。
最大の特長は、新素材「Hioxifilcon A」でつくられていること。今までのクリアレンズより水分保持力がアップしていて、高含水レンズなのに乾きにくくなっています!(※個人差があります)
目の乾燥による張り付きが気になる方は、ぜひ一度、こちらのレンズを試してみてくださいね。
6.まとめ
今回は、レンズが取れなくなったときの安全な外し方や、その予防法について解説しました。
コンタクトレンズが取れない時は、目薬をさしてうるおいを補い、合わせてレンズの位置や手の状態を確認しましょう。それでも無理なら無理に外そうとせず、眼科に相談するのが安心です。
また、レンズが張り付かないように、日頃からまばたきを意識して、目薬や加湿器でも乾燥対策しておくのが効果的。レンズの素材にも注目し、自分に合ったものを選ぶことも大切です。
この記事を参考に、目の健康を守りながら、快適なコンタクトレンズ生活をお過ごしください!