コンタクトレンズをつけたままプールに入れる?リスクや対処法を解説

「コンタクトレンズをつけたままプールに入っても大丈夫?」と不安に感じたことはありませんか。
視力が悪い人にとって、水中でも見える状態にしておきたいのは当然のこと。でも、コンタクトレンズをつけたままプールに入るのは、実はリスクがたくさんあるんです。
この記事では、コンタクトレンズをつけたままプールに入ることのリスクと、どうしても必要なときの対処法について、分かりやすく解説します。
1.コンタクトレンズをつけたままプールに入れる?
コンタクトレンズをつけたまま、プールに入ってはいけません。なぜダメなのか、具体的に見ていきましょう。
プールではコンタクトレンズを外す!
結論から言えば、プールに入る前にはコンタクトレンズを外すのがベストです。
視力を保ちたい気持ちは分かりますが、プールの水には消毒のための塩素や不特定多数の人の汗、菌などが含まれており、清潔とは言えません。こうした水がコンタクトに触れると、レンズが汚れやすくなって、角膜炎や視力低下を引き起こす原因になります。
目のトラブルを避けるため、たとえ短時間でも、レンズを外してからプールに入りましょう。
ゴーグルをつけてもダメ
「ゴーグルをつければ大丈夫でしょ?」と思うかもしれませんが、実はそれも安心できません。
ゴーグルは完全に密閉することはできず、プールの水が入って結局コンタクトレンズが汚れてしまいます。ゴーグルの圧迫でレンズがズレたり外れたりすることもあり、過信は禁物です。
ゴーグルでは感染症のリスクをゼロにできませんので、コンタクトレンズをプールで使うのは止めましょう。
2.プールでコンタクトレンズをつけるリスク
プールでコンタクトレンズをつけたままだと、見た目には問題なくても、目の健康に大きな影響を及ぼす可能性があります。そのリスクについて、詳しく見ていきましょう。
眼病に罹ってしまう
もっとも怖いのが、感染症のリスクです。プールの水に含まれる「アカントアメーバ」や「緑膿菌」などの雑菌は、目に入ると角膜炎などの重大な眼病を引き起こすことがあります。
特にソフトコンタクトレンズは水を吸収しやすく、雑菌を取り込みやすいため大変危険です。一度発症すると完治までに時間がかかることも多く、視力に影響が出るケースもあります。
コンタクトレンズが変形する
コンタクトレンズは、プールの水に触れることで変形してしまう恐れもあります。
プールの水とコンタクトレンズの水分(涙)の浸透圧の違いから、コンタクトレンズが水分を吸収し、膨張することにより変形してしまうのです。
これによって装着時のフィット感が悪くなり、見えにくくなるだけでなく、目に違和感を覚えたり、傷がついたりする原因にもなります。
コンタクトレンズが外れる
コンタクトレンズは、水泳中のまばたきや水圧の影響で、目からズレたり外れたりしてしまうこともあります。特にソフトコンタクトレンズは水を含みやすいため、水中では不安定になりがちです。
外れてしまったレンズは見つけるのが難しく、衛生面からも再使用はできません。トラブルを避けるためにも、プールに入る時はレンズを外すのが無難です。
3.コンタクトレンズなしでプールに入る対処法
プールではコンタクトレンズを外すのがベストですが、一方で「見えないのは困る……」という人も多いはず。そこで、目を守りながら視力も確保できる方法を紹介します。
度入りゴーグルを使う
一番のおすすめは「度入りゴーグル」を着用することです。メガネと同じように視力補正ができるため、コンタクトなしでもクリアに見える上に、水中での安全性も確保できます。
市販の度付きゴーグルは、-1.00から-10.00程度までの度数を幅広くラインナップ。近視用だけでなく遠視用も用意されており、スポーツ用品店や通販サイトで手軽に購入可能です。
4.おすすめの1Dayコンタクトレンズ
最後に、新しく登場したおすすめの1Dayコンタクトレンズを紹介します。
SIE.CLEAR 1day
装用期間 | 開封後1日 |
度数 | -0.50D~-10.00D |
DIA | 14.2mm |
BC | 8.5mm |
含水率 | 59% |
価格 | 1箱30枚入り/1,958円(税込) |
韓国の人気グループ”TWICE”のMOMOさんがイメージモデルを務める、高含水タイプの1Dayコンタクトレンズです。
一般的に乾燥しやすいとされる高含水タイプのレンズですが、新素材「Hioxifilcon A」の使用と、保存液に配合される保湿成分によって、長時間の着用でも乾きにくくなっています。(※個人差があります)
2箱購入ごとに割引が適用される「まとめ買い」の対象で、コスパも最高ですよ。
5.まとめ
今回は、コンタクトレンズをつけたままプールに入ることのリスクと、どうしても必要な時の対処法について解説しました。
プールでのコンタクトレンズ使用は、目の健康を考えると基本的にはおすすめできません。水中には塩素や細菌が含まれており、眼病やレンズのトラブルを引き起こす恐れがあるからです。
どうしても必要な場合は、1Dayタイプとゴーグルを併用して、使用後はすぐにレンズを処分しましょう。一番おすすめする方法は、度入りゴーグルを利用することです。
この記事を参考に、目の健康を守りながら、プールでの時間を思いきり楽しんでくださいね。